悪天候で1日スライド登板になったダルビッシュ。チームでの扱いも別格である。チームは5連敗。中5日。メッツは初顔合わせ。
立ち上がり、メッツのエース格のニースが秋信守に一発を打たれたあげく、リオスの投直をわき腹に受けて12球で交替するアクシデント。トーレスが上がる。2011年に巨人で1勝2敗だった投手だ。1回表は1点。
1回裏、1死からグランダーソンが反応よくボールを弾き返す。二塁打。フェンス越えしなくて幸いだった。マーフィーは三振。しかしここからアブレイユタイムリー二塁打、ドゥーダ左中間への一発(二塁打判定から覆る)、キャンベル中前打。カットボールと速球しか投げない単調な投球を衝かれた。安打は良い当たりばかりではなかったが、球にキレがないのだろう。
2回裏、三者凡退。制球はやや不安があるがスライダーが効いた。
3回裏、落ち着きを取り戻したか。三者凡退。スプリッターを投げ始める。
4回表、ダルビッシュは二死から打席に立ち、ど真ん中のスライダーを振りぬいて二塁打。一塁ベースに足を取られて滑りそうになるがゆっくり二塁へ。しかし生還はできず。
4回裏、走ったことが影響したかストライクが入らない。ドゥーダを歩かせ、キャンベルには三塁線ぎりぎりに入る二塁打。4点目が入る。なおもダーノウを歩かせるが後続を断つ。場内はウェーブが起こっているようでダルはやや苛立っている。
5回表、ベルトレに一発が出て1点差。この球場は本塁打の見分けがつきにくい。
5回裏、三者凡退。良い速球が決まっている。スライダーも良い。回によって極端に出来が違う。94球。
6回表、先頭オドーアがバント安打、しかし牽制死。走者一塁でダルはそのまま打席に、と思いきや代打ペーニャ。温存ということか。誠にストレスのたまる登板だった。
7回に味方が同点に追いつき勝敗なし。ダルの忸怩たる思いは変わらないだろう。
9回に1点を返すがチームは6連敗。4時間超。ダラダラ長い締まりのない試合だった。
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