ヒューストン・アストロズ=HOUと同様、選手を試しながらペナントレースを戦おうとしているシカゴ・カブス=CHCだ。

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昨シーズン中からオフにかけて福留(1350万ドル)、アラミス・ラミレス(1460万ドル)、カルロス・ペーニャ(1000万ドル)と高給取りを放出し、野手では2014年まで契約のあるアルフォンソ・ソリアーノ(1800万ドル)が残るのみ、リストラはかなり進んだ。

スターリン・カストロがスターダムに躍り出た。来年は年俸調停があるが、しばらくはこの選手を中心としたチーム作りになろう。内野陣は、ここに昨年売り出したバーニーが二塁、そして1塁にはAAAの本塁打、打点王のラヘアを抜擢、3塁にも一度はメジャー失格の烙印を押されかけたイアン・スチュワートを起用した。ラヘア、スチュアートともにパワーはあるが、粗い印象だ。

ジオバニー・ソトは一年おきに好不調を繰り返している。

外野は衰えが見えるソリアーノが左翼に居座る。バード、デヘスースも「仮置き」という感じだ。こうしたポジションに若手の抜擢があることだろう。

HOUよりは半歩ほど進んでいるが、再建モードであることは間違いがない。

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