岩隈が敗けるとしたらこのパターンしかない、という投球だった。
20140724


立ち上がりからやや岩隈にしては球数が多かった。とはいえ、2回まではデルモン・ヤングに強い当たりの内野安打を打たれただけ。

3回、フラハティ、ジョセフ、マーケイキスの3連打で1点が入る。球種はすべて違う。どの球も内側に集まってはいたが、それ以上にオリオールズ打線にタイミングを合わせれている感じだった。
そしてデルモン・ヤングにも捕手のズニーノが構えるよりも内側に入って左中間スタンドに運ばれた。4人で4点を失う。

ここで目が覚めたかのように岩隈は立ち直り、後は少ない球数で7回まで投げたが、ときすでに遅し。

チェンはそれほど球速はなかったが、ゴロアウトが12個あったように、球が低めに集まっていた。
岩隈の制球の甘さを見逃さず速攻したオリオールズ打線の勝ちと言うところか。


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