AJバーネットが入団。ベダードとともに、かつてのビッグネームが先発にそろった。
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バーネットは打線の援護がなければ大負けしていた投手だ。WHIPは1.5に近い。頭に血が上って自滅するシーンを何度も見てきた。ベダードは一時期、アリーグを代表する左腕だったが、ここ5年、シーズン通して投げたことがない。この二人は“看板”だろう。

実質的にはカーステンス、モートン、マクドナルドが先発を引っ張り、さらに若いプロスペクトの出現を待つというところか。ただ問題はファームがやや枯渇気味でめぼしい若手がいないこと。今季の投手の平均年齢は30歳に近い。投手陣に限れば若さで売ってきたPITがやや息切れしている。

救援陣は、チーム最多登板だったべラスが抜けたが、マッカチェン、モスコース、グリリと使えそうな顔ぶれがそろっている。

五十嵐は本日までに3試合に登板し3回を投げて自責点1だが、四球を出していないのがよい。この顔ぶれであれば、セットアッパーになることは十分に考えられる。

ジョエル・ハンラハンは本格的なクローザー1年目で素晴らしい数字。精神的な成長が大きかったと言われている。

まだ、トップクラスの力はないPITだが、昨年同様台風の目になる可能性は少しあると思う。

※コメントでご指摘のように現地3月2日にバーネットは眼窩を骨折。8~12週間はかかるとのこと。ロースターは外れていないが、開幕は無理になった。

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