久々に四国アイランドリーグPlusについて、今日から連続で取り上げる。
12日から香川の本拠地で連戦が始まった。

実は先月も香川とソフトバンク3軍の交流戦を観戦するために福岡まで行ったのだが、2日とも雨で流れてしまった。

前期は、劇的な結果に終わった。
最終的なスタンディング

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6月28日、徳島と香川が同一勝敗で並んだが、直接対決の勝敗で徳島が優勝。

香川は6月20日の時点で22勝12敗、徳島は19勝14敗。ゲーム差は2.5、残り試合は香川が3、徳島が4。香川のマジックは1になっていたが、ここから香川は2敗一分け、徳島が3勝1分け、6月28日に香川が負けたことで同率で並んだのだ。

私は6月になって徳島の坂口代表と話をしたがまさに闘志満々と言う感じ。
戦力的には香川がリードしている感があっただけに、徳島の意気は上がった。

後期リーグが始まった。
8月12日は高松で香川―愛媛戦。

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スタジアムで香川の近藤GMにお目にかかる。
香川は8月12日試合前の時点で3勝7敗と予想外の不振。
「投打のバランスが悪くて」とのこと。

確かに前半戦と比べても香川の顔ぶれは大きく変わっている。
中心選手だった宗雪や長安がスタメンを外れている。
新たに丸山という新鋭が先発に加わっている。

また雨の影響で、日程調整が厳しくなっている。香川は本拠地レクザムスタジアムでダブルヘッダー1日を含む6日間で7試合を消化する。大変である。

試合は香川ルーカス、愛媛小林憲幸両先発の投げ合いとなる。

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ルーカスは145㎞/hの重い速球を武器に強気に攻める。小林はやや球速は劣るが緩急が自在。丁寧な投球。

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ともにチャンスが少なく7回へ、愛媛檪浦が二死から四球で出塁、エンドランがかかり香川遊撃甲斐が二塁に入ろうとする刹那、金城がその間隙をついて二遊間を抜く二塁打。檪浦が一気にホームに帰ってきた。これが決勝点。

最後にすごい投手がマウンドに上がった。ドミニカのカープアカデミーから派遣されているホセ・バレンティン。191cmから繰り出す速球は154km/h。香川は充てるのが精いっぱい。三者凡退で負けた。バレンティンは8セーブ目、ERAは0.49。近々NPBで見ることができるかもしれない。

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後期、愛媛は13勝4敗で首位を走っているが、正田、小林の両先発に橋本、バレンティンなど投手陣が充実している。

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引き続き好調な徳島とともにペナントレースを盛り上げそうだ。


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