NPBの新人についても考えてみたい。昨年のドラフトで各球団に入った新人のうち、どれだけの選手が1軍の試合に出たかの記録。






年度の傾向、そしてチーム事情が見えてくる。今年は、斎藤佑樹だけでなく投手の当たり年であり、新人投手がたくさん活躍している。規定投球回数に達しているのは巨人の澤村拓一と楽天の塩見貴洋だけだが、40回以上投げている投手は広島の福井優也、横浜の須田幸太、西武の牧田和久、日本ハムの斎藤佑樹、阪神の榎田大樹、東京ヤクルトの七條祐樹と6人もいる。豊作だ。

一方で、セリーグで1軍の試合に出たルーキー野手は、阪神の荒木だけ。パリーグもレギュラーの座を獲得しているのはロッテの伊志嶺翔大だけだ。不作といってよいだろう。オリックスの後藤駿太は、開幕スタメンを果たしたが、実力不足が明らかで、すぐに2軍に落ちた。

チームで見てみると、広島は少ない予算で選手を活かすために即戦力を積極的に取って試合に登用していることが分かる。横浜、西武、楽天も同様だ。反対に、新人の登用がほとんどなかったのは中日、ソフトバンク。これはそういう方針なのか、指名した選手が外れなのか。

なお、ドラフト以外に育成枠で獲得した選手が30人ほどいたが、MLBの試合に出場した選手はいない。やはり実力差は大きいようだ。

しかし、新人王はこの中からだけ選ばれるわけではない。次項では新人王有資格者の今季成績を見てみる。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!