マイナーの主要投手についても見ておこう(ここに上げた以外にも日本人投手はいるが、MLBに昇格の可能性がある投手に限った)。






岡島と川上は、結局のところ年俸の関係があってチームを移動しなかった。来季、岡島はマイナー契約でMLBを目指すのではないか。左腕でもあり、実績もあるので可能性はあるだろう。川上は故障もあるだろうが数字は上がらない。NPB復帰の線が濃いのではないか。

井川慶は、今年で5年という長い「座敷牢」から出ることになる。7月8月はAAで投げたが数字は上がっていない。モチベーションは下がっているのだろう。去就が気になるところだ。

田澤純一は、MLBの40人枠に入っているので、9月はボストン・レッドソックス=BOSで投げることになろう。昨年4月にトミー・ジョン手術を受けたが、AAAでの成績を見る限り完全に復帰しているようだ。たとえMLBで投げても田澤はポストシーズンに出場することはできないが、2年ぶりのマウンドで実績を残せば、来季契約につながる。また同じ手術を受けた松坂大輔にも大いに励みになろう。

元ロッテの田中良平は、ボルチモア・オリオールズ傘下でマイナー生活。昨年はAAでローテーションを守っていたが今季はA+からスタート。夏にAAにもどり、昨日AAAに初昇格。しかし40人枠には届かなかった。来季は28歳、道は厳しそうだ。

マイナーは9月初旬でレギュラーシーズンが終わる。マイナーのポストシーズンに進むか、MLBに呼ばれない限り、各選手はオフになってしまう。田澤を除いて各投手は来季の居場所獲得を目指して動き始めているだろう。


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