え?山田哲人が右打者の最多安打?マートンやろが!
日ごろからミスばっかりしている私は、「メディアが間違いよった」とぬか喜びしたが、違った。「日本人で」ということらしい。
スポーツから人種や国籍の境界が取り払われていると言うのに。ことさら「日本人」というのに何の意味があるのだろうか。
日本のメディアには何も期待していないが、歴史も実力も違うNPBとMLBの記録を一緒くたにして「イチロー4000本安打」と大喜びする一方で、「日本人右打者最多安打」も無批判に取り上げる。ご都合主義もいい加減にせよ、といいたくなる。
記録は、新聞の見出しのためにあるのではない。

今日は別のネタを用意していたのだが、腹が立ったので、左右別の最多安打ランキングを出すことにした。
2014年は昨日まで
まず右打者。Rk1は右打者、Rk2は左右通算。えんじ色は2014年の記録。

R-Hits2014


144試合制になっての打者が上位に並ぶ。山田は統一球導入後の成績。少し飛ぶようになったとはいえ、反発係数は2010年以前よりも落ちているはずだから、大した記録ではある。
新聞では藤村富美男の記録を破ったと言っていたが、藤村は歴代5位だ。

内川、谷と現役打者が続き、大沢清(伸夫)は大沢親分の兄貴だ。
ラミレスは10傑に2回入っている。
ラミレスは100傑に6回入り最多。昨日引退を表明したが、四球数が非常に少なかったから達成できたとはいえ、偉大な打者だ。
ブーマーが5回、現役のマートン、井端弘和、谷佳知が4回。現役選手は試合数が多くなったことが有利に働いている。そして3人とも四球が少ない。

意外なことに100傑には長嶋茂雄は入っていない。長嶋のシーズン最多安打は163、165安打以上の100傑には入ってこないのだ。四球が多く打数が少なかったのだ。

試合数が異なる中で安打数の記録を出すのは、それ程意味があるとは思えないが、野球の記録はそういういい加減さを常にはらんでいた。

それは仕方がないが、日本人と外国人を「区別」するようなつまらない厳密さはナンセンスであるばかりでなく、反社会的だと思う。

左打者は別稿。

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