21U,の日本、韓国戦。最少得点差の好ゲームだったが、日本は韓国よりも一枚上だと感じさせた。
何と入場料は無料。台湾戦のみ400元(日本円で1600円程度)だが、他国の試合はタダだそうだ。だから結構人が入っている(数百人程度だが)。日本の応援団も少数ながらいる。

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日本の先発は日本ハムの上沢。3年目だが今季8勝を挙げた歴とした1軍投手。
韓国は左腕の任基準。23歳、オーバーエイジ。2010年起亜タイガースドラフト2位だが、1軍では3試合しか投げず、2013年からKBO傘下の二軍球団である警察庁に移籍している。

上沢は速球が低めに集まり、切れていた。韓国打線は振りが速い。かちんと合された安打が何度か出たが、長打は二塁打一本だけ。連打も許さず、7回を5被安打12奪三振、2与四球無失点でまとめた。
マウンドさばきも堂々としていて、格の違いを感じさせた。

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韓国の任は荒れ球で、四球を4つ出したが5回一死まで日本チームを無安打に抑える。日本打線は1番に東洋大学の笹川晃平を置く以外はすべてプロで固めたが、振りが鈍い。全員が「つなぐ野球」のように見えて、迫力がなかった。
韓国の投手陣が優秀だと言うよりは、日本の打線が打てなさすぎた。

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5回の得点は四球で出た楽天の榎本葵を若月、武田のオリックス勢が連打で返したもの。連打は一度だけ。
6回に広島の鈴木誠也が中越え三塁打。素晴らしい足を披露したが、得点できず。

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日本は8回から巨人の田口、9回には三菱常陸パワーシステムズ横浜からドラフト1位で野村亮介で中日に指名された野村亮介が上がり、無難に韓国打線を抑えた。

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日本チームの強みは、先発から救援まで投手のレベルが変わらないところにある。他のどのチームもこんな高いレベルの投手陣は持ち合わせていない。

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しかし貧打も日本チームの持ち味であり、勢いのあるチームに一気に屠られる可能性は常にあると感じられた。

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