チームは珍しく大型補強をしたが、全体としての投手のレベルは高くはならなかった。

2013年と2014年の陣容の比較。投手を除くすべての打者。文字のえんじ色は規定投球回数以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。*は左投げ。
表外のRankは、リーグ15球団のランク。

MIN-P


昨年は二けた勝利が皆無。規定投球回数以上もコレイア一人だけ。かつての投手王国の見る影もなかった。
先発のダイアモンド、ヘルナンデス、救援のルーニキーを放出。

これに代わって長くマイアミのエースで、前年ドジャースに移籍したノラスコを4年4900万ドルで獲得。さらにヤンキースの先発投手フィル・ヒューズを3年2400万ドルで獲得。
ヒューズはエース級の活躍をしたが、ノラスコは故障はなかったのに全くの期待外れ、若手のカイル・ギブソンがローテを守ったが、コレイア、ピノも不出来。

救援陣も抑えのパーキンスが不出来。セットアッパー陣も見るべき選手が少なかった。
目立った新人も出てこなかった。

慣れない大型投資が裏目に出た上に、投手の底上げもできず。来季も大型契約の2人恃みである。

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