「日本の論点」は1992年から出版されている。第1号を滅多に本など読まない亡父が買ってきたのを覚えている。この年刊誌に書く日が来るとは思ってもみなかった。
文藝春秋の編集者の方が、当サイトを読んでくださっていて声をかけていただいた。
100のテーマで、100人の論者が書く。一見開きで1人。
山折哲雄氏、石破茂氏からはじまり、各界の錚々たる人々が健筆をふるっている中、私はちょうど100番目。
テーマは田中将大と球数制限について。

関西には「メダカのトト混じり」という言葉があるが、まさにそんな感じ。
2000字少々ではあったが時間をかけて書いた。編集者の方の好リードもあり、良くまとまったのではないかと思っている。

当サイトの読者諸氏は、このムックの後ろ側から開いて私のページだけを立ち読みしたりしてはいけません。
世の中、野球だけで回っているわけではない。政治経済から文化まで、さまざまな論点について、識者が鋭く深い意見を述べている。
一見開きという制約があることで、見方がコンパクトに整理され、分かりやすく頭に入ってくる。まさに「論点」。
世の中のことを知るためにも読んでいただきたい。
Kindle版もある。

台湾から帰ってきて、送って下さった本を手に取って、実感がわいてきた。
ぜひ、ご購読のほど。