巨人のアレックス・ラミレスが350本塁打。今やNPBを代表する大打者といえよう。外国人選手で長く活躍する選手はこれまで少なかったが、ラミレスは実績でもトップクラスといってよい。1000試合以上出場した外国人選手は11人いる。






先年引退したタフィ・ローズが1位。彼はケン・グリフィ・ジュニアの幼馴染で、MLBで活躍する実力があったと思われるが、機会を得ずNPBにやってきた。本塁打、打点などで外国人選手の頂点に立っている。

現役のアレックス・ラミレスは、安打数ではトップに立った。この選手はイチロー同様四球が少なく安打数が多い。

以下、強烈な印象を残した面々が続く。打率ではロバート・ローズ、レロン・リー、ブーマー・ウェルズが1,2,3位。リーは4000打数以上でのNPB通算打率第1位でもある。

現役のアレックス・カブレラは、本塁打ではラミレスを抜く354本塁打。OPS、RC27などを見ると、この選手は外国人史上最高の長距離打者であることが分かる。

カブレラの同僚、フェルナンデスは、2009年以降は大した成績をあげていないが、なぜか首がつながって試合数を増やしている。

1000試合以上出場した外国人選手11人のMLB成績。



芳しいものではないが、NPBで長期にわたって活躍するためには、若いうちに日本に来ていることが前提となる。彼らがMLBで通用しなかった、と言い切ることはできないと思う。ただ、与那嶺要、バルボンは、MLBに手が届く選手ではなかったようだ。NPBとMLBの格差が大きかった時代の選手だ。

アレックス・ラミレスはもう2シーズンキャリアを重ねれば、外国人初の2000本安打が見えてくる。しかしながら、巨人での来季契約は微妙だろう。すでに外国人枠を外れているから、他チームでは獲得しやすい。年俸ダウンを呑めば、数字を伸ばす余地はありそうだ。

アレックス・カブレラは、そろそろ年貢の納め時か。フェルナンデスは、また就職先を見つけるかもしれない。

長く日本で活躍する外国人選手は増える傾向にある。ラミレス、カブレラ、フェルナンデス以外に5年以上日本でプレーする打者は、8年の李スンヨプ(757試合)、7年のオーティズ(705試合)、5年のガイエル(438試合)。前述のフェルナンデス同様、成績は大したことがないのに契約をつないでいく選手が多い。NPB側も大きな期待はしないが、計算ができて相応の年俸なら抱えておこう、という傾向がある。

外国人選手は「お客さん」ではなく、「普通の選手」になりつつあるということだろう。

外国人投手の寿命も延びつつある。これは稿を改めて紹介したい。

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