NPB各球団は、KBOで三度目の三冠王が濃厚な李大浩の獲得に乗り出しているという。





昨日時点で李は打率は1厘差の2位、打点、本塁打は1位。

来年30歳になる李大浩は、194cm135kgという巨躯ながら身体が柔軟でミートがうまく、高打率を叩き出してきた。その上に懐が深く、球を呼び込んで弾き返す技術も持っている。しかも、並み外れたパワーもある。9試合連続本塁打という記録も持っている。
と、評判だけを書けば、凄い選手が海を渡ろうとしている、と思われるだろうが、私はこの選手には?を5つくらい付けたい気がしている。

彼が日本のファンにその力を印象付けたのは、2008年の北京オリンピック。日本戦で李大浩は和田毅から一発を打っている。ツボにハマったときのパワーはすごいとおもった。2009年のWBCでは、金泰均と共に韓国の打の二枚看板だった。金泰均は、勝負強い打撃と気迫溢れる走塁で日本相手に暴れまわったが、当初三塁を守っていた李大浩は、バントなど日本の細かな波状攻撃についていけず、それが打撃にも影響して、活躍することなく終わった。

まるで白クマが立ち上がってユニフォームを着ているような彼の姿を見て、唖然とした覚えがある。これは球技をする選手の体型ではないとも思った。そして金泰均の方が遥かに魅力的だと思った。
その金泰均でさえもNPBには通用せず、口の悪い言葉だが「ケツを割った」のである。李大浩が、金泰均以上に活躍するという根拠はどこにあるのか、と言いたくなる。KBOは、トップクラスの選手の実力はNPBと遜色がない。特に投手は林昌勇など素晴らしい選手がいる。しかし、選手の層が薄いのだ。
李大浩が、凄い成績を挙げ続けているのは力の劣る投手から確実に安打、本塁打をもぎ取っているからだ。

もう一ついえば、韓国人選手のメンタルな問題。金泰均退団のときにもふれたが、彼らは中学あたりから野球漬けの日々を送り、常に最上のシートを用意されてきたエリートだ。逆境には強いとは言えない。また、異文化を理解し、吸収する能力も高いとは言えない。
クリーブランド・インディアンス=CLEの秋信守のように、KBOを経ることなくMLBに身を投じ、たたき上げで這い上がってきた選手はともかく、KBOでスターとして厚遇をうけていた選手は、自らを変える努力が苦手な場合が多い。李承ヨプなどは、苦労をしてNPBに適応しようとしていたが、結局、KBOにいた方がよかったのに、という数字しかあげる事ができないでいる。

どっしりとして風格のある選手だけに、日本のグラウンドで見てみたいとは思うが、過大な期待はかけない方が良いと思う。


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