10勝クインテットは崩壊。投手陣は大幅に戦力ダウンした。起用した投手の多さが、苦悩を物語っている。
2013年と2014年の陣容の比較。投手を除くすべての打者。文字のえんじ色は規定投球回数以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。*は左投げ。
表外のRankは、リーグ15球団のランク。

DET-P


フィスターが抜けた先発投手陣は、スマイリーを先発に転向させ、頭数を補おうとした。
それでもレベルはトップクラスのはずだったが、大エースのバーランダーが出れば打たれるの連続。15勝こそ挙げたもののERAは4.54。打線の援護で面目を保った。球速が落ちたのが原因かと思われる。
シャーザーはエースの働き。ポーセロも昨年同様の働き。
しかしサンチェスは故障で規定投球回数に達せず。スマイリーも期待に応えられなかった。
チームはたまらず、レイズのエース、デビッド・プライスを獲得。本調子でない登板もあったが辛うじてペナントを守った。

救援陣も問題が多かった。現役最多セーブ数を誇るジョー・ネイサンは35セーブを挙げたが救援失敗が7回もあった。信頼はおけなかった。
昨年クローザーとして活躍したアルバカーキはセットアッパーに回って安定感のある働きをしたが、新加入のジョバ・チェンバレンは球速も落ちて冴えなかった。

投手陣もベテラン恃み。新たな戦力の獲得が急務だろう。


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