投手陣も大きな補強をしないままに戦った。しかし浮上はできなかった。
2013年と2014年の陣容の比較。投手を除くすべての打者。文字のえんじ色は規定投球回数以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。*は左投げ。
表外のRankは、リーグ15球団のランク。

CIN-P


長くローテを守ったブロンソン・アロヨを出した。ほとんどそれだけ。昨年とほぼ同じ顔ぶれでペナントレースを戦った。

昨年少し売り出していたジョニー・クエトが20勝、リーグ屈指のスターターに。また救援投手だったアルフレッド・シモンを先発に転向させたが、15勝を挙げる。
マイク・リークも規定投球回数に達して二けた勝利。ホーマー・ベイリーもほぼローテを維持した。昨年のエース格レイトスはひざの手術のため4,5月を棒に振る。

救援ではアロリディス・チャプマンが少し球速は落ちたものの素晴らしいパフォーマンスクローザーとして経験値を増している。ジョナサン・ブロクストンもシチュエーショナルが中心だが良い働き。

先発陣がしっかりしていて、良い救援投手がいて、なぜ4位に低迷したのか。

大負けした投手が2人いた。先発のシングラーニが2勝8敗、セットアッパーのJJフーバーが0勝10敗。二人合わせて2勝18敗。
チームの負け越しが10だから、この二人が足を引っ張ったことになる。

もちろん二人だけが悪かったわけではない。打線の援護の問題も大きい。しかしながら、好投手とダメな投手の落差が大きすぎたことは間違いないだろう。

投手陣についてはマネジメントの問題が大きいように思われる。


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