エース格のバーネットが抜け、ボルケスが入った程度。補強は少なかった。戦力はやや低下。

2013年と2014年の陣容の比較。文字のえんじ色は規定投球回数以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。*は左投げ。
表外のRankは、リーグ15球団のランク。

PIT-P


開幕時はリリーフからスタートしたボルケスは、2戦目から先発に。2012年以来となる二けた勝利を記録し、エース格に。

二けた勝利カルテットの1人が抜けたが、他は健在と思われたが2014年も二けた勝利を挙げたのは若いゲリット・コールだけ。
ロッケは故障もあり7勝どまり、リリアーノはほぼローテを維持したが7勝、昨年7勝のモートンが6勝。

さらに先発のコマ不足を補うためにツインズから獲得したウォーリーを6月からローテに加えて、何とか乗り切った。

不安定だった先発陣に対し、救援陣は充実。クローザーのメランソン、セットアッパーのワトソン、ヒューズがERA1点台。
ジーンマー・ゴメスも7月頃から安定感を増していた、

気になるのは新人で投げた投手が皆無だったこと。プロスペクトの伸長で躍進してきただけに、やや伸びが止まった可能性もあると思う。

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