もともと援護射撃がなかったために勝ち星に恵まれなかったが、今季は少しましになった。
2013年と2014年の陣容の比較。文字のえんじ色は規定投球回数以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。*は左投げ。
表外のRankは、リーグ15球団のランク。

MIA-P


生え抜きのノラスコを昨シーズン夏に放出。またセットアッパーのウェブ、クオルスもチームを離れた。しかし先発陣は目立った補強はせず。

昨年ブレークしたホセ・フェルナンデスが5月初旬でDL入り。エース不在となる。

ヘンダーソン・アルバレスが、内容的には向上しなかったが失点が減って好成績に。
2年目のネイサン・エオバルディがローテーションを1年間維持、6月までは好投したが夏以降は打ち込まれた。
またトム・コーラーは5勝から10勝、すこし援護が増えた。
8月に加入したコザートは安定感のある投球を見せた。

福岡のファンには懐かしいブラッド・ペニーは8月9月にこのチームでワーキング・ホリデーを楽しんだようだ。

救援陣は昨年同様、優秀。特にセットアッパー陣の充実は素晴らしい。
ここに8月からヒューストンから入ったコザート、ピッツバーグから入ったブライアン・モリスが加わった。モリスは何と39試合でわずか2失点だった。

7月31日の時点でチームは53勝55敗、シーズン終了までが24勝30敗。浮上しなかったが一部の選手が好成績だった。宝の持ち腐れの感があった。

投打のバランスが悪いとはこういう状態を言うのかもしれない。


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