毎年堅実な補強をするチームだが、今季はあまりにも打線が弱体に過ぎた。
2013年と2014年の陣容の比較。安打を打った投手を含むすべての打者。文字のえんじ色は規定投球回数以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。*は左投げ。
表外のRankは、リーグ15球団のランク。

ATL-H


捕手のマッキャンの穴は若手のギャティスが埋めた。守備はともかく打ではほぼ同じボリュームだった。

アグラが不振と故障で脱落、新人のラ・ステラが二塁を襲った。
その代表格がアップトン兄。ナリーグ打撃最下位(65位)。三振はリーグ4位、出塁率.287はリーグワースト6位。
このアップトン兄が主に1,2番を打ったのだ。これでは得点力が上がるはずがない。

対照的にアップトン弟は主軸として4番としてしっかりした働き。

その他の打者は軒並み成績を落とした。

規定打席以上は4人から6人に増えたが、好成績の選手がいたからではない。フレディ・ゴンザレス監督が調子が悪いのに使い続けたのだ。

チームをあまり動かさないのがブレーブスのやり方だが、今季の打線は保守的に過ぎた。
新しい戦力の補充がないために、投手陣に迷惑をかけてしまった。

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1973年佐伯和司、全登板成績


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