この年もパッとしなかった。特に逆指名の選手の収穫が乏しい。
逆指名は赤枠。通算安打=Hと通算勝利数=W セーブ=S、そしてH=1ポイント、W=10ポイント、S=5ポイントでチームごと、リーグごとのポイントをつけた。グレー地は入団拒否。えんじ色は移籍。移籍後の記録は加算していない。ただし元のチームに復帰した時はその数字も加算。
要するにドラフトで獲得した選手が、直接的にどれだけ貢献したかを数値化。

2000


巨人はチーム史上最強の捕手、阿部慎之助。しかしあとは全くふるわず。

中日は先発、中継ぎで活躍した岡本。土谷鉄平は中日ではわずか5安打だが、楽天、オリックスで870安打。首位打者も獲得。

阪神は中継ぎの藤田大洋。西武で8勝4セーブ。狩野は控え捕手、外野にコンバートされ今も現役。そして赤星。韋駄天ぶりは素晴らしかった。沖原は楽天で132安打。藤本は赤星との1,2番コンビで鳴らした内野手。

広島は廣瀬純が出たのみ。

ヤクルトは、5位に遅咲きの好打者畠山が出る。鎌田も短期間ながら活躍。3位の松谷は競輪選手になる。

横浜は、現役最高の安打製造機内川、ソフトバンクですでに632安打。一時期エースだった吉見が出たが他は芽が出ず。

ダイエーは秋親が少し活躍した程度。5位の荒金はオリックスで66安打。

日本ハムは2年だけだがレギュラーで活躍した内野手の木元邦之。

西武は豊作。救援の大沼、先発の三井に期待がかかったが、3位の帆足がエース級に。今はソフトバンク。中心選手に成長した中島裕之が5位。アメリカから帰国して来季はオリックスへ。そして渋い打撃の佐藤。

オリックスは、この時代では珍しく2人が入団拒否。内海に蹴られたのはショックだった。救援で活躍した大久保が出た。

ロッテは、2位に今も阪神で活躍する加藤。そしてサブマリンエースの渡辺俊介。今も米独立リーグで投げている。

近鉄は、山本、愛敬の2投手に期待がかかった。山本省吾、オリックス、横浜、ソフトバンクで33勝11セーブ。阿部真宏はユーテリティとしてオリックス、西武で活躍。5位の牧田は近鉄では1軍出場が無かったが分配で移籍した楽天で327安打。


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