防御率は良いが、勝ち星に結びつかない。まさにロッキーズの裏返し。
2013年と2014年の陣容の比較。文字のえんじ色は規定投球回数以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。*は左投げ。
表外のRankは、リーグ15球団のランク。

SD-P


防御率が5点以上だったボルケス、マーキス、リチャードを放出。キューバからオドリサマー・デスパイネを獲得。
また新人のヘッセ・ハーンも抜擢。

昨年後半にアリゾナから移籍してローテに入ったイアン・ケネディと救援投手だったタイソン・ロスも13勝、しかしスタルツは26本塁打を打たれて大負け。
先発投手は防御率だけ見れば優秀だが、6人合わせて50勝62敗。結局、先発の負けが込んだことがチーム低迷につながった。

救援のヒューストン・ストリートは7月半ばにエンゼルスに移籍。代わって新人のカッケンブッシュが抑えに回った。
サイヤー、ビンセントというセットアッパーも優秀。

しかしながら、結局、サンディエゴのペトコ・パークでは、相手チームの投手も好投する。
数字的に優秀でも勝ち星には結びつかないのだ。

パークファクターに影響されない、本当のエースが出てこない限り、この状況は打開できないだろう。


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