投手も116人がFAのままである。
投手陣は、大物が結構残っている。
Baseball Referenceに掲載されたFAの投手を通算勝利順に並べる。
松坂大輔も載っている。NPBでの情報は加味されていない。

FA-MLB-P


30代半ばの実績のある投手が結構残っている。フラッグシップ・ディールで優勝争いをしているチームにレンタル移籍をし、オフになるとともにFAになった投手が多い。

同じ様な実績でも、実力的には大きく異なる。

7位のジェームズ・シールズと4位のブラッド・ペニーが「同じくらいの商品」だと思う人は誰もいないだろう。
売り物としてのトップは、シールズ、マックス・シャーザー、ジョン・レスターあたりか。

黒田博樹はこのクラスに次ぐ二番手に属するだろう。
彼の場合「賞味期限はいつまでなのか」が最大の焦点となる。来季41歳という年齢で、果たして今年と同じような活躍ができるのか。どこかで賞味期限切れにならないか。
その部分を除けば、黒田は先発投手の3~4番手として理想的な投手だ。
大崩れはしないし、故障もほとんどない。安定感もある。そしてトラブルも起さない。

救援投手では盛りをやや過ぎた感のあるフランシスコ・ロドリゲス、セルジオ・ロモ。ヤンキースのロバートソンなども人気ではないか。
チェンバレンはプロスペクト時代の面影はなくなった。
救援投手の方が年俸が安いので早く決まる傾向にある。

残念ながら藤川球児は「売り物」とはみなされていない。本人が強い意志で招待選手から這い上がらないと、展望は開けないだろう。



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