私は野球観戦をはじめて50年弱になるが、球場で在日に対する差別的な野次を聞いたことは殆どない。大阪の球場には、在日の人々も数多く詰めかけていたはずだ。彼らの前でそんな言葉は吐けない。
ただ外国人選手に「黒んぼ!」と野次る人はたくさんいたから、彼らが「差別はいけない」という認識があったとは思わない。
1978年、韓国にプロ野球ができると、日本球界から数多くの在日の選手が参加した。その様子は関川夏央というライターによって「漫画アクション」に連載された。
ここで浮き彫りにされたのは「在日」というステイタスの難しさである。
二世、三世である彼らのライフスタイルや考え方は日本人とほとんど変わらない。
母国に行っても言葉もわからない。
韓国の人たちは、そういう在日の人々を母国を忘れた「恩知らず」であると非難した。
また韓国社会には「在日差別」が存在した。「在日」の人々は、日本でも韓国でも居場所がない孤児のような人々なのだ。
これは彼らの責任ではない。こうした人々は世界各地にいるが、彼らを生み出したのは国家のエゴと失政である。
私はKBOに常に強い関心を抱いている。野球史を通じて日韓関係など歴史の諸相を見ることができるからでもある。
私が“在日”だからなんだと言うのだ|野球史 というエントリーをしたのは、「在日」に関するテロリズムが異様な勢いで広がっていると思ったからだ。
きっかけとなったのはFB仲間の上田龍さんが紹介したこの記事だった。
引退して1年・・・「代打の神様」桧山進次郎氏の今
この記事にこんな書き込みが見られた、
帰化する気もない在日…だったら本名で活動せえよ、と言いたい。
祖国愛が強いんだったら、日本人風な通名(偽名)なんて恥ずかしくて使えないでしょ?
在日であることをアピールもしないで日本人ヅラして、
あれこれやってすごい!なんて持ち上げられることに、
ものすごく違和感感じるんだよ。
ま、こうして少し話題にするだけでも穢された気分になっちゃうから、
今後はこいつのことは極力スルーするつもりだがね。
人生そのものが詐欺師みたいなのに、
阪神の元選手というだけでちやほやするオヒトヨシどもも
いい加減目を覚ましてほしいところだ。
朝鮮人って感謝とかしない民族だと思う。帰化しないのは別にいいが、日本人なら生活している国に感謝して、それなりに祖国の人間に対して発信するが、朝鮮人にはそれが見られない。和田アキ子 張本、金本等々自分たちが優れていると勘違いしている。極論と思うが在日は全て愛する祖国に帰ってほしい。一般日本人は特在会なんかじゃなく、もっと声を上げるべきだと思う。
代打の神様は、八木さんもそうだが、やっぱ古いけど川藤幸三さんだよ。
オールドファンなら、絶対に外せない。
でも、帰化を含め、金本のアニキにしても、広沢にしても、桧山にしても、新井兄弟にしても在日なんだよな。
同じ外国人なら、バースの方が良い…って、古すぎるか?
いずれも大学を出て普通に仕事をしていると思しき人たちである。この人たちはテロリストではないだろうが、テロを助長する人々だろう。
こういうひどいコメントが普通に出回るようになったことに危機感を抱いたのだ。
「無理目」と書いたのは、野球専門のブログに書くには無理があるかと思ったからだ。
そういう意見は、もう一つのブログに書いてきた。最近だけでもこういうことを書いている。
雨森芳洲、雑感
腐敗しつつある「国益」という言葉
少し長いが「在特会」について 上
少し長いが「在特会」について 下
在特会、ネトウヨは、日本の利益にならない
こんな国と隣り合わせにいる
フェリー事故は韓国の「曲がり角」になるかもしれない
JAPANESE ONLYは何が問題なのか
安重根は殺人を犯しただけだ
総理が靖国神社に参拝して、何のメリットがあるのか
しかしながらもう一つのブログと、野球のブログではアクセス数で20倍の開きがある。
私は多くの人、とりわけ野球を愛する人に読んでもらいたいと思ったので敢えてここに書いたのだ。
「在日」が攻撃されているのは、日韓、中韓関係が悪くなったから。彼らが日本を攻撃したから、というのは筋違いも甚だしい。原則として、在日の人々は今の韓国の政治とは無関係だ。
そういう「無知」「不勉強」に対して、私は容赦しない。それで読者を失っても別にかまわない。アクセスが減ってもいい。
いつまでも続けるわけにはいかないので、今回はこれで終わりにするが、一昨日と今回のブログは、意見交換のためにアップしたのではない。
今のひどい世の中に対して私なりに警鐘を鳴らし、在日攻撃などレイシズムに対して強く非難するために行ったものだ。
喧嘩を売ったと思われても別にかまわない。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
東田正義、全本塁打一覧|本塁打大全
広尾晃、3冊目の本が出ました。
1978年、韓国にプロ野球ができると、日本球界から数多くの在日の選手が参加した。その様子は関川夏央というライターによって「漫画アクション」に連載された。
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また韓国社会には「在日差別」が存在した。「在日」の人々は、日本でも韓国でも居場所がない孤児のような人々なのだ。
これは彼らの責任ではない。こうした人々は世界各地にいるが、彼らを生み出したのは国家のエゴと失政である。
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私が“在日”だからなんだと言うのだ|野球史 というエントリーをしたのは、「在日」に関するテロリズムが異様な勢いで広がっていると思ったからだ。
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この記事にこんな書き込みが見られた、
帰化する気もない在日…だったら本名で活動せえよ、と言いたい。
祖国愛が強いんだったら、日本人風な通名(偽名)なんて恥ずかしくて使えないでしょ?
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朝鮮人って感謝とかしない民族だと思う。帰化しないのは別にいいが、日本人なら生活している国に感謝して、それなりに祖国の人間に対して発信するが、朝鮮人にはそれが見られない。和田アキ子 張本、金本等々自分たちが優れていると勘違いしている。極論と思うが在日は全て愛する祖国に帰ってほしい。一般日本人は特在会なんかじゃなく、もっと声を上げるべきだと思う。
代打の神様は、八木さんもそうだが、やっぱ古いけど川藤幸三さんだよ。
オールドファンなら、絶対に外せない。
でも、帰化を含め、金本のアニキにしても、広沢にしても、桧山にしても、新井兄弟にしても在日なんだよな。
同じ外国人なら、バースの方が良い…って、古すぎるか?
いずれも大学を出て普通に仕事をしていると思しき人たちである。この人たちはテロリストではないだろうが、テロを助長する人々だろう。
こういうひどいコメントが普通に出回るようになったことに危機感を抱いたのだ。
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そういう意見は、もう一つのブログに書いてきた。最近だけでもこういうことを書いている。
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少し長いが「在特会」について 下
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こんな国と隣り合わせにいる
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安重根は殺人を犯しただけだ
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私は多くの人、とりわけ野球を愛する人に読んでもらいたいと思ったので敢えてここに書いたのだ。
「在日」が攻撃されているのは、日韓、中韓関係が悪くなったから。彼らが日本を攻撃したから、というのは筋違いも甚だしい。原則として、在日の人々は今の韓国の政治とは無関係だ。
そういう「無知」「不勉強」に対して、私は容赦しない。それで読者を失っても別にかまわない。アクセスが減ってもいい。
いつまでも続けるわけにはいかないので、今回はこれで終わりにするが、一昨日と今回のブログは、意見交換のためにアップしたのではない。
今のひどい世の中に対して私なりに警鐘を鳴らし、在日攻撃などレイシズムに対して強く非難するために行ったものだ。
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