しばらく名前を聞かなかった選手だ。MLBでプレーしたのは2012年が最後。

ニッカンスポーツ
 日本ハムは12日、来季の新外国人選手としてジェレミー・ハーミッダ外野手(30=ブルワーズ傘下3A)と契約合意したと発表した。
 ハーミッダは球団を通じて「ここ数年間抱いていた、日本でプレーしたいという強い願いがようやくかないました。日本一という大きな目標をみんなで達成できるよう、与えられた役割に徹し全力を尽くすのみです」とコメント。


1年契約で年俸は6000万

キャリアSTATS

Hermida


MLBでは評価が定まった選手と言う印象だ。
2002年マーリンズの1順目。全体11番目。同期にはニック・スイッシャー、BJアップトン、プリンス・フィルダーらがいる。
高卒だからエリートのわりにマイナーにいる時間は3年と長かったが、2006年からはほぼMLBに定着。
マイナーでの数字を見てもわかるように、彼は程の良い中距離打者。二塁打が多く打率が高い。
MLBでも安定感のある打撃が期待された。
2007年には規定打席にわずかに及ばないものの.296を記録。期待通りの打者に育っていると思われた。
大いに期待が高まったが、2008年はほぼフル出場したものの低調な成績に終わる。
2009年の成績も期待外れ。
この年が転機となって、以後はチームを渡り歩いたがどこでも期待通りの成績は残せず。
2013年以降はマイナーにくすぶっていた。

中距離打者であり、ミートも巧み。NPB向きの選手ではある。しかし最近は長打を狙って大振りが目立つ。
NPB投手の精度の高い投球に通用するかどうかは微妙だ。
うまくいけばマット・マートン、ダメなら凡百の外国人選手、と言う感じだろうか。

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