ストーブリーグでの勝利者と言えよう。的確な補強ができた。
2013年と2014年の陣容の比較。文字のえんじ色は規定投球回数以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色は一軍初出場。ブルーは新外国人。表外のRankは、リーグ6球団のランク。

主要なところでは、コーコランを解雇しただけ。
久保康友を阪神からFAで獲得。新外国人にモスコーソ、MLB帰りの尚成も先発で起用。
久保は故障がちだった三浦大輔に代わってエースの活躍。井納もローテを維持し、モスコーソも安定感があった。3人ともSO/BBが優秀。
そしてここに救援投手として壁にぶつかった山口俊が入った。5月に故障で離脱し、6月から先発転向。先発17試合でQSが10。めどが立った。
三浦大輔は5月、6月後半から7月前半に離脱。投球回数が激減したが、8月以降は安定感のある投球をした。
尚成は期待を裏切った。
救援投手には、活きの良い新人が現れる。三上は、優秀な投手が多い今年の新人でも上出来の一人。いきなりクローザーに収まった。
その他の投手は平凡だったが、投手陣だけなら中位以上の実力。
ただこのチームは2年連続で活躍する投手が少ない。来季も同様の陣容であればかなり期待はできるのだが。
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宮寺勝利、全本塁打一覧|本塁打大全
広尾晃、3冊目の本が出ました。
今年のそれが先発の三嶋、中継ぎで前年ブレイクした小林寛、大田の3人でした。
今年は「いなかった」も同然。来年の奮起を期待したいところです。
補強した久保とジーモは期待通りの数字を残しましたが、
当初ダブルストッパーの予定の山口&ソーサが大誤算。
ところがこれが山口先発転向、三上の抑え定着という
予想外の産物を産むことになるとはファンでも想定外でした。
それにより余裕(?)が生まれた先発から国吉を
セットアッパーに配置転換するとこれもアジャスト。
短いイニングで全力投球させる方が向いているように見えます。
それでも今年は全体的に無援護に泣かされた試合が目立ちました。
来年も投手陣が良い保証はありませんが、援護してあげてほしいものです。