だから言わんこっちゃない、と思っているファンも多いのではないか。ほとんど活躍することもなく復帰した。
2年間でMLBの試合には13試合に出ただけ。今年はずっとマイナー暮らしだった。
キャリアSTATS 守備位置別の出場試合数も付けた。

kensuke-tanaka2014


NPBでは「野球をよく知る使い勝手の良い選手」の代表だった。
遊撃の金子誠とともに内野守備の要として、日本ハムの「守」を率いてきた。2007年以降は「不動の二塁手」だった。
肩はそれほど強くないが、俊敏な動きとゴロ裁きの巧みさで鳴らした。

打者としては「つなぐ野球」では要の位置にいた。2度も「犠打王」に輝く。足も速く、1番、2番打者として最適だった。
長打はないがアベレージヒッターとしても一流だった。

しかしMLBではそうした田中の長所はほとんど打ち消されてしまった。守備では、1年目の途中で内野手失格となり、外野にコンバート。
打者としても、犠打の機会は大幅に減り、「自分でなんとかする」打撃が求められた。

マイナーではそれなりの打率を残したが、外野手で全く長打がない選手の評価は低い。
結局、テキサスでは1年間をAAA暮らしに終わった。

田中はNPBでは「精巧なパーツ」になるために努力をした。しかしMLBでは「一個の戦士」として何ができるかが問われた。
もとよりこのタイプの選手がMLBで活躍する余地はなかったといえよう。

NPBでの年俸は2012年は2.7億円+出来高。2009年からは1億円を超えていた。MLBでは2013年は75万ドル。2014年は4万ドル。
新しい契約は出来高含む総額で2年3億円。
日本にいたときと同じレベルの活躍をすると期待されているのだろう。もう一度「精巧なパーツ」に戻ることができるだろうか。



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