日本から遊撃手のトッププレイヤーがMLBに移籍しそうな今オフ、韓国も同じポジションの選手が移籍を希望していた。そして韓国の遊撃手の方が早く、好条件でMLB入りが決まりそうだ。
姜正浩は、27歳、つまりダルビッシュより1歳下、田中将大より1歳上。ネクセン・ヒーローズの4番打者だ。
キャリアSTATS

KJH


高校から2005年の二次ドラフト1位で現代（現ネクセン）入り。エリート高校生の一人。現代がヒーローズと名前を変えた年からレギュラーになり、中心打者として実績を積んできた。

ただし数字を見る限り、打者としては李大浩、金相賢、チームメイトの朴炳鎬などの強打者の次、二番手クラスだった。打撃タイトルは取っていない。
しかし、今年になって本塁打数が急増し、OPSでリーグ1位となった。

いわば「出来星」なのだが、その若さと急成長ぶりが評価されたのだろう。

早くも「韓国のA-ROD」という評判が立っている。立派な体だが、この選手はA-RODのようにずば抜けた才能は感じさせないが、粗削りながらも勢いを感じさせる。
がっちりした体は秋信守に
環境の変化に応じてどんどん違う顔を見せそうな可能性を感じさせる。

ピッツバーグ・パイレーツが複数の球団との入札の末、500万ドルのポスティングフィーで交渉権を獲得。決して高い金額ではないが、多くの球団は鳥谷敬よりも年俸日本円で4000万円弱のこの選手により大きな可能性を見出したのだろう。



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