恒例のマトリックス。今季のセリーグの力関係が素晴らしくよく分かる。
縦軸にOPS、横軸にERAを置く。各球団のマークの根元の部分が2013年、先っぽが2014年。
青の点線の輪っかは2013年のポストシーズン進出ゾーン、赤は2014年。
グリッドの青線は2013の平均、赤線は2014年。

CL-Matrix


矢印の方向が左上になれば「打高投低」が進んだことになる。

グリッドの色の推移を見れば、リーグ全体としてはその通りなのだが、巨人は「打低投低」に推移している。
辛うじて優勝したが戦力的には明らかに退歩している。

阪神はゆるやかな「打高」と急激な「投低」。

広島は急激な「打高投低」、

注目すべきはDeNAと中日が、ポストシーズン進出ゾーンに急接近していることだ。今季は戦力均衡が進んだのだ。それが勝敗表には反映されなかったが。

ヤクルトは山田哲人など打者の活躍で明るいムードになったが、一人「圏外」だったことがわかる。投手陣が崩壊していたからだ。

今の補強の状況を見ると、戦力均衡はさらに進みそうである。

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