リーグ最下位の防御率はさらに悪化したが、浮上の兆しも感じられる。
2013年と2014年の陣容の比較。安打を打った投手を含むすべての打者。文字のえんじ色は規定打席以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。ブルーは新外国人。表外のRankは、リーグ6球団のランク。

CM-P


グライシンガーは出場できず。エースだった渡辺俊介は退団。西武から涌井が入団。

ロッテはなぜか、先発救援のかけもちが好きなチーム。2013年も藤岡、松永がそうだったが、今季、伊東監督は6人のローテーションを固めようとした。100回以上投げた投手が2人から6人へ。
6人の勝敗は44勝55敗であり、良くはなかったが、先発の枠が固まったことで救援とのメリハリができ、投手陣の役割分担がはっきりした。
特に新人王を取った石川は、精度は良くないが、イニングイーターになった。

そして先発から救援にコンバートした西野が素晴らしいクローザーに変貌。救援に専念した大谷も好投した。
西野、大谷ともにそれほど酷使されなかったのも喜ばしい。
ただ他の救援投手は平凡だった。

伊東監督の「意志」がはっきり見て取れる。来季も「先発、救援の役割の明確化」および「ローテの確立」を目標にするのではないか。
成瀬が出るので、良い外国人のスターターが一枚加わればと思う。



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