阿佐智さんがオーストラリアプロリーグの取材に行った。レポートを寄せていただいたので紹介する。

読者諸氏はご存じだろうが、私は豪州野球の最近の進境に注目している。
MLB傘下になって、選手の育成法が大きく変わった。
また素質のある若者が入ってくるようになった。MLBへの人材供給源として体制も野球のレベルも急速に向上しているのだ。

このあたりはまず阿佐智さんのブログをゆんでいただきたい。

オーストラリアウィンターリーグ　シドニーブルーソックス対ブリスベンバンディッツ（12月26日）

豪州野球レポート　MLBスカウトに聞く

以下は、阿佐智さんが当サイトに寄稿された、ABL（オーストラリアン・ベースボール・リーグ）のレポート。

シドニーのシドニーブルーソックス対ブリスベンバンディッツ戦

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この球場はスタンドが高く、バックネット裏に記者席があったのですが、これがなくなり、新たに桟敷がフィールドに張り出す形で設置されていました。また、元々のスタンドは塁間の半分くらいまでしかありませんでしたが、一塁側に簡易スタンドが設置され、3塁側にはアメリカのマイナー球場によく見られるパーティースペースが作られていました。3塁側にも去年までは桟敷があったらしいのですが、今年はこれを取っ払い、立ち飲みスペースにしています。

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スタンド増設といっても、鉄パイプの簡易スタンドで、床は木の板をはめ込んだだけものです。ネット裏はこれにプラスチックの椅子を置いていますが、一塁スタンドはひな壇座るだけのものです。
　シドニーブルーソックスには元阪神のオクスプリングス、元オリックスの具台晟、元香川のグラタンが在籍しています。オクスプリングスは、今年は韓国で結構投げたので、ロースター入りはしていません。
　具台晟は、現在は働かず（なにか事業のオーナーはしているのかもしれませんが）、夏はABL、冬はローカルチームでプレーしているそうです。
あとは、元メジャーとしてはトレント・オエルチェンがいます。今年は３Aとイタリアのボローニャでプレーしたそうです。

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後藤正人(前アイランドリーグ・香川)

ちなみに彼の他4人のオーストラリア人が今年欧州でプレーしたそうです（チェコ3人、オーストリア1人）。
　選手たちはABLのレベルを２Aといいますが、見たところA級に毛の生えた程度という感じです。野球の質に違いはありますが、BCやアイランドリーグより少し上かなという印象でした。


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