昨日のキャンプで一番目についたのは、メインの打撃練習の周囲で行われていた個別の小さなトレーニングだ。

打撃練習の横で、宮出隆自打撃コーチがゴロを打っている。

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二塁の守備位置で受けているのは巨人から新加入の捕手、井野卓。ミットでゴロをさばいているから、コンバートではなく、ゴロの捕球練習なのだろう。

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バッティングケージの隣にはピッチングマシンが置かれ、バントの練習ができるようになっている。雄平がコツン、コツンとやっている。

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さらに三塁側のバックネット裏では、背番号「23」。昨年売り出した山田哲人が、転がされたボールを捕球し、ターンして送球する練習を延々やっている。

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受けているのは内野守備作戦担当の三木肇コーチ。ときどき細かなアドバイスをしている。

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「もう5球」「あと5球だけ」山田は音を上げそうになりながら続けている。

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一塁側では外野手による走塁の練習も始まっていた。

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時間もスペースも無駄にしない練習。きめの細かさに感じ入った。


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