黒田博樹の打撃成績を調べて、大投手たちはどれくらい打っていたのか知りたくなった。
200勝以上の24投手の打撃成績。野口二郎は野手との掛け持ちだったので、別扱いにする必要がある。えんじ色は野口を除く200勝投手の最高記録。PGは登板数、Gは出場試合数。

Pitcher-Hitting


金田正一は最多出場、最多本塁打、そして犠飛数、敬遠数でも1位。投手としては「天皇」と言われたが、打者としても十分に恐ろしい存在だった。

しかしそれを上回るのが別所毅彦だろう。500安打、96二塁打、13三塁打。打率.254、OPSは実に.655。下手な内野手より上だ。敬遠がないのは、その記録を取っていない時期にキャリアが重なったからだ。
別所は野手になったとしても、殿堂入りするくらいの活躍はしたのではないか。

スタルヒンも凄い成績。252打点はトップ。NPB草創期の極端な貧打時代を経ての記録だから値打ちがある。

若林の17盗塁も面白い。投手が走るなど、今では考えられないが。

村田兆治、山田久志、東尾修、工藤公康などDH制導入後にパリーグで活躍した選手は打席がほとんど回ってこないので、数字は寂しくなる。鈴木啓示もその傾向がある。

現役勝利数2位の西武、西口文也の打撃成績は、436試合で38打数7安打。実に寂しい。
私はDH制賛成論者だが、この部分だけはちょっと残念だ。

現役唯一の200勝投手、山本昌は犠打数で1位、今の投手が打席で求められるのはこれだろう。
打席で全くやる気のない投手も多いが、チャンスではせめて何とか出塁することを考えてはどうかと思う。


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1974年鈴木啓示、全登板成績【西本近鉄での1年目】



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