MLBのキャンプが始まった。イチローは黒字に赤の新しい「51」のユニフォームを身にまとった。やはり彼はあの大きな背番号が似合っている。
デビュー時から全く変わらない引き締まった体。キャッチボールの球は、恐らくぐん、と伸びているのだろう。
一点の隙もない準備をしてきたのだと思える。田口壮さんも言っていたが、マーリンズは4人で外野を回すのだろう。そう思いたい。

「51」の背番号は、マーリンズでは10人目だ。そのリスト。

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「51」は、マーリンズでは若手投手の背番号だった。
その1人目は、のちに大救援投手になるトレバー・ホフマン。
サンディエゴのフランチャイズ投手のような印象があるが、実は、MLBデビューはフロリダだった。
89年レッズの11順目だったホフマンはマイナー時代にフロリダに移り、93年4月6日のドジャース戦にMLBデビュー。1/3回を投げて完了を記録した。
しかし6月25日にはサンディエゴに移籍している。
ホフマンがフロリダで「51」をつけていたのは2か月余り。しかし彼は他球団でも一時期を除いて「51」をつけ続けた。

以後、7人の若手投手が「51」をつけたが、出世した投手はいない。マット・クレメントが87勝した程度。

クリス・リーソップは2008年に阪神にやってきた。

そして2013、2014年は初めて野手が「51」をつけた。控え二塁手のデレク・ディートリッヒだ。打率は低いが、2年間で14本塁打している。
彼は今年「32」になった。アクティブ・ロースターに名を連ねている。

イチローの出場機会が増えれば今年中にも、マーリンズの「51」の安打記録を抜くことができるだろう。


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