やっぱりちょっと期待していたのだが、田中英佑は二軍スタートになってしまった。このまま上がってこない、ということにならなければ良いが。
昨日は立ち上がり、二死を取ってから3連打で3失点。以後の3回は無失点だった。
オープン戦の戦績

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2試合ともに失点したこと、そして四球を出したことが悪い評価につながったのではないか。
伊東勤監督。
「良かったのか、悪かったのか。結果的に序盤の3点。まだ勉強する部分がある。残念ながら、しばらく下で勉強してもらう。チャンスがあまりなかっただけに、本人も納得していない部分があるかも知れないが、この時期なので、結果を優先します」

そう。新人選手の場合、「結果」が大事なのだ。
良い球を投げたとか、失点しない回は良かったとか、言うのは、すでに実績のある投手の場合は考慮されるだろうが、新人はそうではない。
とにかく「結果」が出て初めて信用される。

現時点でのロッテの先発候補の成績。

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実績のある涌井、石川は当確。唐川も期待値が高いだろう。そして李大景が当確のようだ。
残る「2議席」をめぐって藤岡、木村、そしてDeNAから移籍して好投を見せた陳冠宇がしのぎを削っている。
田中が見劣りするのは仕方がないところだ。

二軍スタート。
力の差がある二軍では、田中は好成績を上げて当たり前のように思えるが、そうはならないケースも多い。
二軍でも一軍と同じような成績しか挙げることができず、燻ってしまうことも多いのだ。
斎藤佑樹などがそうだ。
二軍選手にしてみれば、この手の注目選手への反発がある。気落ちしている投手を叩いて手柄を上げようと手ぐすね引いている。

役者は大舞台なら大舞台の、小芝居なら小芝居の演技になってしまうというが、野球もそうかもしれない。

田中は開幕1か月で、二軍で、きっちりと数字を挙げる必要があるだろう。



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