新エースになったシャーザーとポーセロが移籍、力量的には近いと思われる投手を補充したが、微妙なところだ。
左側が2014年、右が2015年の陣容。欄外は移籍元、移籍先の球団。えんじ色は規定投球回数以上。

DET-P


18勝5敗のシャーザーに代わって、15勝10敗のアルフレド・シモンを獲得。
15勝13敗のリック・ポーセロに代わって、(昨シーズン中だが)15勝12敗のデビッド・プライスを獲得。
単純に勝敗でいえば33勝18敗が出て、30勝22敗が入ってきたのだが、シャーザーの穴は埋まっていないとみるべきだろう。

ジャスティン・バーランダーが援護点に守られて形だけ勝ち星を稼いでいるが、信頼性は揺らいでいる。
今季の先発陣は、大崩れする可能性がある。

それ以上に不安なのが救援陣だ。

35セーブしたもののぼろぼろだったネイサンと、作家に移籍後はめろめろだったソリア。名前だけで投げているベテランにはもはや頼れない。

チームとしてはクロールやアルバカーキに期待をかけているようだ。

今季のタイガースの足を引っ張るとすれば投手陣の方だろう。

補遺

DET


投手陣も大きな破綻なしに開幕を迎える、と思ったら4/7、バーランダーが右下腿三頭筋を痛めた。重傷ではないようだ。

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!




クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
星山晋徳、チーム別&投手別&球場別本塁打数|本塁打大全

広尾晃、3冊目の本が出ました。