開幕3連戦のセパ両リーグの観客動員は629,804人。昨年は558,249人(1試合雨天中止)だから昨年対比112.8%の大幅増。動員率も92.1%と昨年の84.4%を大幅に上回った。
各球場での動員数を詳細に見ていこう。2014年の数字も出す。

Kankyakudouin2015


顕著なのはセ・リーグの人気のすさまじさだ。昨年の動員率は85.7%、今季は95.4%。10ポイント近く増えた。
東京ドームは通常でも動員率は90%近い。今季は昨季よりもやや落ちたが、他の2球場の動員率が凄まじかった。
マツダ・スタジアムは94.9%、京セラドームは96.5%。マツダ・スタジアムは黒田博樹が登板した3月29日に満員札止めとなった。
例年不入りの神宮球場やナゴヤドームで開幕戦がなかったことが大きいとは思う。

パ・リーグも動員率が83.2%から88.7%へと5ポイント上昇。
ヤフオク・ドームは去年も今年もほぼ満杯。
西武ドームは、昨年よりも観客動員が3500人ほど減った。チームの低迷がそのまま反映されているようだ。
札幌ドームは、2万人の大幅増。動員率は71.9%から88.4%へ。やはりこれは大谷翔平効果だろうか。

チーム状況と観客動員は明確な関連性がある。しかしそれだけではない。

最近のNPBは話題作りがうまくなった感がある。このまま推移すればNPBの観客動員は初の2500万人(昨年は22,859,351人)に迫りそうだ。

どこまで続くだろうか。注目していきたい。


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