このシリーズは、MLB各球団の選手の動静を大づかみに把握することが主眼だ。MLBでは毎年のべ3000人がプレーする。そしてその3割近い選手が異動する。その動静を追いかけながら、チームの戦力を分析している。

始めたのは2010年だったと記憶するが、3月に入っても移籍やトレード、DL入りによる戦線離脱などが相次ぎ、アップした直後から修正、追加をする羽目になった。
そこで2013年からは開幕直前に30球団分一気に出すことにした。それによって多少精度は上がったが、徹夜で30球団分をまとめるのは精神的にも体力的にもきつすぎた。そこで今年は2年ぶりに連載の形式にした。

最初に取り上げたテキサス・レンジャーズから、最後に紹介するロサンゼルス・ドジャースまではちょうど1か月の時間差がある。この間にも多くの選手が移動した。招待選手からメジャー契約になる選手、マイナー契約になる選手、戦力外になる選手。トレードもあった。DL入りする選手も出た。
今回は、気が付く限りそうした追加情報もデータに反映させ、30球団分の紹介が終わった時点で、最新情報をアップデートしようと考えている。
こういう作業を経る中で、私は「2015年のMLBはこういう風に変わった」ということを大づかみに理解している。お付き合いいただいている読者各位も同様ではないかと思う。
単にガイドブックを読んだり、サイトを見るよりも、試行錯誤しながらも自分で情報を作る方がよりリアルな理解ができるのではないかと思っている。

連載中も様々なご指摘を頂く。感謝します。ただ膨大な情報を扱う中で、個別の事実関係には目が行き届かないことも多々ある。とりあえず選手のステイタスはMLB公式サイトに拠るしかない。そのことはご理解いただきたい。

さて、ワシントン・ナショナルズ。いつの間にこんな強大なチームができたかと言う思いだ。

左側が2014年、右が2015年の陣容。欄外は移籍元、移籍先の球団。えんじ色は規定打席以上。

WAS-H


勝負強いアダム・ラローシュがホワイトソックスに移籍したが、故障から復帰したライアン・ジマーマンが一塁で戻ってきた。屈指の三塁守備を誇ったジマーマンだが、守備の負担を軽減して完全復活を目指す。

二塁は非力なエスピノーザが控えに回り、エスコバーが正位置に。戦力は多少アップか。

ブライス・ハーパーも右翼手としてフル出場できそうだ。
チームの二枚看板であるハーパー、ジマーマンが十分に活躍できなくても圧勝したナショナルズである。
今季も、ナ・リーグ一の戦力と言って良いだろう。

招待選手にはマイク・カープ、ダン・アグラの名も。一時期名前を売った選手も不振になれば厳しい境遇になる。
なお、昨年まで2年広島でプレーしたキラも招待選手だ。

4/8補遺

WAS


深刻な事態。レンドン、スパン、ワースと言う主力選手がDL入り。マクラウスはリハビリ中。いずれも早期復帰は可能なようだが。
そのリカバリーのために招待選手のダン・アグラを二塁で起用。ダン・バトラーを招待選手から40人枠に。キラは残ることができず。



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