ここまでの顔ぶれがそろうのは、ロイ・ハラデー、クリフ・リー、コール・ハメルズ、ロイ・オズワルトを擁した2011年のフィラデルフィア・フィリーズ以来ではないか。


左側が2014年、右が2015年の陣容。欄外は移籍元、移籍先の球団。えんじ色は規定投球回数以上。

WAS-P


昨年の時点で10勝投手が5人もいたのだ。ここに当代一のパワーピッチャーであり、2年連続最多勝に輝くマックス・シャーザーがやってきた。7年2.1億ドルの巨額契約。

先発6人の勝敗を合計すると87勝47敗。チームが5人で先発を回した場合、3年前の最多勝のジオ・ゴンザレスあたりがローテを外れかねない。100マイルのストラスバーグも、ジマーマンも、先発の1本の柱に過ぎない。

救援陣は、昨年、抜群の成績を残したストーレンがクローザーに。バレット、新加入のジャンセン、スタンメン、ソーントンらが控える。こちらも優秀。

ただ2011年のフィリーズもそうだが、圧倒的な戦力のときに故障者続出と言うケースはかなりある。
気の緩みが出るのかもしれない。懸念材料はそのあたりだろう。

4/8補遺

WAS


投手陣は問題なし。ケイシー・ジャンセンがDL入りしたが軽症。エリック・デービスはトミー・ジョン手術明け。9月に復帰の模様。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!




クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
東急・東映・日拓・日本ハム 開幕投手一覧