一昨年9勝だったイアン・ケネディが大ブレーク、21勝を挙げ、これが原動力となってナリーグ西地区の覇権を握ったアリゾナ・ダイアモンドバックス=ARIだ。
ARI-PITCH-20120225




ダニエル・ハドソン、ジョー・ソーンダースと200回以上投げた投手が3人。ここにオークランド・アスレチックス=OAKのエース級のトレバー・ケイヒル。少なくとも顔ぶれはそろった。

しかし3年前までニューヨーク・ヤンキースでわずか1勝のケネディが、今年どれだけやるかはやや疑問。DIPD3.31とERAよりもかなり悪かったからだ。運の要素も強かった。オープン戦の成績はあくまで参考だが、3試合でERA5.40である。ウバルド・ヒメネスのようなことはないと思う。二けた勝利はいけるかもしれないが、昨年同様の成績を期待するのは酷だろう。

5番目の先発は軟投派のコールメンターか。

クローザーはベテランのJJプッツ。信頼感のあるジーグラー、パターソンも使えるだろう。斎藤隆はもうおまけの野球人生だが頑張ってほしい。悪くない投手陣ではあるが、ロサンゼルス・ドジャース=LAD、サンフランシスコ・ジャイアンツ=SFに続く3番手と見た。

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!