1年半ほど前に「野球雲」の特集で関西のプロ野球の本拠地を歩いたことがあった。近鉄、南海、阪急の話題を書いていて、誌面では書けなかったことも含め、紹介したくなった。連休でもあるし、再訪もして紹介しておきたい。
中百舌鳥(なかもず)といえば、かつては南海ホークスの若手選手の寮と二軍球場があったところだ。
電車の駅は南海白鷺駅が最寄り。

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しかし一つ手前の中百舌鳥から歩くのも良い。私が行ったころはまだ総合運動場の跡地があったので、それを横目に見ながら歩いたものだ。

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この球場は南海電鉄50周年を記念した中百舌鳥総合運動場建設の一環として建設された。
当時の様子。

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中々壮大なものだ。
1938年に職業野球南海軍が誕生。1年間は大浜球場を本拠としたが、翌年、中百舌鳥球場が完成したのでこちらに移った。
しかし難波からでも電車で30分かかるという立地の悪さもあり、南海の主催試合も甲子園や西宮球場で行うことが多かった。

1950年の大阪球場の開場とともに、中百舌鳥はファーム中心の施設になった。

今はマンションが建っている。

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総合運動場の入り口、今は団地。

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1978年ごろまで使われていた。私が行ったのは、高校生の時だった。
以降は南海の2軍の試合も大阪球場を使うことが多かったと記憶している。




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