この時代くらいまでのロッテは、ドラフトではほとんど一人負け、である。外国人選手やトレードで何とかチーム力を維持していたのだ。

通算安打=Hと通算勝利数=W セーブ=S、そしてH=1ポイント、W=10ポイント、S=5ポイント。移籍後の記録は加算していない。ただし元のチームに復帰した時はその数字も加算。要するにドラフトで獲得した選手が、直接的にどれだけ貢献したかを数値化。えんじ色は移籍。グレーは入団拒否。線の下はドラフト外。

LO-1980-1984


1980年、甲子園のエースだった愛甲が入団。打者に転向して活躍した。3位の欠端光則は大洋で54勝。ドラフト外の三宅宗源は、台湾出身。元李宗源、スカウトの三宅宅三が惚れ込んで養子にまでしたが、三振より四球が多く、大成せず。巨人に移籍したが一軍出場なし。

1981年、5位で名リードオフマンで盗塁王、首位打者にもなった西村徳文が出た。

1982年、石川賢は2年目に15勝したがあとは鳴かず飛ばず。この年は6人ドラフト外で獲得したが誰も1軍に昇格せず。

1983年、広島で活躍した長富を指名するも蹴られる。

1984年、新人から2年連続で3割を打った横田真之が出た。

良い選手が出たが、移籍する選手も多い。チームの柱となる選手は数えるほどしか出なかった。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!




クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
武上四郎、全本塁打一覧|本塁打大全



広尾晃、3冊目の本が出ました。