藤川球児の高知ファイティングドッグス入団記者会見に行ってきた。その詳細はベースボール・チャンネルに掲載されるが、周囲の雰囲気を報告したい。

藤川はこの会見に前に、高知県の尾崎正直知事を表敬訪問したが、この時の報道陣は、県庁始まって以来の多さだったという。

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土佐藩主山内候の藩邸後に建った「三翠園」は、高知一の格式を誇る旅館、私は1時間前に行ったのだが、もうあらかた記者席は埋まっていた。
関西のメディアが多い。後ろにはずらっとカメラ。よくタレントの記者会見などで見る風景。

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すでにテレビカメラが回っていてレポーターらしき人がマイク片手に「藤川球児選手の記者会見、間もなく始まります」などとやっている。
野球ファン、特に関西人にとって藤川の今回の決断は、黒田博樹の決断にもまして大きい。「なんでやねん」という思いもあろう。
非情な熱気を感じる。四国アイランドリーグplusにしても、こんな記者会見は初めてではないか。

4人が姿を現すとすさまじいシャッター音、私などカメラを向けても気おされてしまう。

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藤川が話し出す。とにかく家族、そして故郷、子どもと言うワードが何度も出てくる。彼は本当に家族のだんらんを望んでいたことかわかる。

横に球団の梶田宙社長がいる。藤川にユニフォームを着せたが、彼は昨年まで高知の選手だった。10年間選手をやり通したローカルスターだったが、年齢は藤川よりも3歳下。キャリアも段違いだ。
彼にしてみたら、巨星がいきなり自分の家にやってきたようなものだろうが、遠慮せずにどんどん手腕を発揮してほしい。

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会見の後、質疑応答になって、藤川には色々な質問が飛んだ。その内容はベースボール・チャンネルを読んでいただきたいが、彼の人生哲学そのものというコメントだった。

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一番心に残ったのは「たっすいがはいかん」と言う言葉だった。私は10年ほど前、高知県のほぼ全域を歩き回ったことがあるが、しょっちゅう聞いたのがこの言葉だった。
わかりますか?
「たっすいが」とは、「薄味、頼りない」こと。「たっすいがはいかん」とは「薄味ではだめ」ということ。
高知で仕事をすると「あんたとはまだ飲んどらんから、信用でけん」などと言われるが、人付き合いも、人間性も、みんな濃厚。
藤川は外見はしゅっとしているが、一皮むけば「濃厚な人間性」を持っているのだ。

6月20日にまず高知で投げる。これ、行かざるを得ない。


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