安打数だけでの比較になるが、打席別のランキングも可能だ。スイッチヒッターは100傑の中に10人いる。
そのランキング、どうしても外せない一人を加えた。
スイッチヒッターではピート・ローズが1位、安打、二塁打まで出場数が多ければ増える数字に関しては圧倒的だ。
本塁打はこのランク内ではエディ・マレーが1位だが、安打数117位に史上最強のスイッチヒッター、ミッキー・マントルがいる。
やはり彼が最高だろう。日本にはこういうスラッガーのスイッチヒッターはいない。
打率はベーブ・ルースの時代の好打者フランキー・フリッシュ。
守備の選手と言う印象が強いオマー・ビスケルもいる。
先年引退したチッパー・ジョーンズも、マントル、マレーに次ぐ強打のスイッチヒッターだった。
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解答した蓑田浩二氏は「スイッチヒッターになるのは俊足の右打者が一塁に近い左打席に立つことで脚を生かすのが理由で、左打者が右打ちを練習するのはあまり意味が無い。」とありました。
文春文庫ビジュアル版「豪打列伝2」で若松勉氏は「スイッチヒッターのHR打者を育てたい」と指導者としての夢を語っています。
松井秀喜氏も河北新報の連載記事で「米国や中米では打力に自身のある選手が可能性を広げるために少年時代から両打ちに挑戦することは珍しくない。ポサダにスイッチにした理由を聞くと『試合に出るため』と答え、投手の左右に関係なく起用されるからだ、といいました。日本では右打ち選手が俊足を生かすためでプロ入り後の転向が殆ど、選手も指導者もそのイメージに縛られているかもしれない。」と述べています。
是非とも週刊ベースボール、Ｎｕｍｂｅｒ、読む野球あたりで議論してほしい。
「何故、日本人のスイッチヒッターの長距離打者は出てこないのか？」名打撃コーチやアマ指導者の色んな議論が読んでみたいです。