最後に、高レベルの首位打者争いのランキングの中で、秋山、柳田の記録を考えていく。
過去に打率1.2位の打者の打率の和が.700を超えたケースは24例ある。これと、秋山、柳田の143試合換算の数字を並べて比較する。

これまで最もレベルが高い首位打者争いは、1985年セ・リーグ、三冠王をとったバースにクロマティが挑んだ年だ。クロマティの.363は、2位打者の最高打率。
続いて1951年のセ・リーグ、川上哲治と岩本義行の争い。3位が2008年のセ・リーグ。内川聖一と青木宣親の争い。
1970年は張本勲、大杉勝男と言うチームメイトの争いになったが、実際には大差が開いていた。
1,2位合計.700以上で、最小差の争いは1976年、巨人に新加入した張本勲と中日の谷沢健一のデッドヒート。確か最終戦で谷沢が大逆転したのだった。
もちろん、このままいくとは思えないが、秋山と柳田が打率.380代の超ハイレベルの争いをしたら、さぞや盛り上がるだろうと思う。
注目したい。
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