昨日、藤浪はDeNAを8回1失点に抑えたが、同時に2回には先制タイムリー二塁打、さらに6回には四球を選んで出塁し、二死満塁から上本の二塁打で本塁に滑り込んだ。
逆説めくが、打でも貢献しようという投手は「いい投手」だと思う。
二刀流の大谷翔平だけでなく大昔から、良い投手は打撃もおろそかにしなかった。打でチームを鼓舞することも多かった。

今季、セの規定投球回数以上の投手の打撃成績。

B-P-2015-01


藤浪は昨日の2打数1安打1打点を加えて打率は.194と上昇。今季打撃絶好調のマエケンに迫っている。藤浪は打点王。
3犠打に加え、犠飛も1つ。得点に対する意欲が旺盛だ。良いことだと思う。
中日の大野雄大も打率が.150を超えている。
しかしそれ以外の選手はぱっとしない。

前田は7本の安打、2つの四球に加え、6つの犠打を記録している。
35打席に立って無安打1死球、4回バントをしただけの菅野智之とは、上下大きな違いがある。

投手は「DH制がない分、打たないと」と思うべきなのだと思う。投手が打つ1本の安打は、野手が打つ1本よりもはるかにチームを鼓舞するのだから。


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