めでたいというような話ではないが、ようやく安打が出た。

6/18のヤンキース戦で内野安打を打ってから、長いトンネルに入ったのだ。
長い表になった。

Ichiro-Tunnel


対戦したチームは7球団、対戦した投手は24人。
代打が9試合、スタメンが7試合、途中出場が1試合。
打率は.294から.246に落ちた。

王貞治は開幕から1~2試合本塁打が出ないと
「もう一生本塁打が出ないんじゃないかと思って夜も寝られなかった」
と言ったもんだが、41歳のイチローはこのままフェードアウトしてもおかしくない。
本当に苦しかっただろうと思う。

今日の安打も良い当たりではなかった。
調子の悪いレッドソックスのポーセロの4シームを打ち上げた。これが野手の間に落ちただけだ。

子細に見ると良い当たりもそれほどなかった。
ヒット性の当たりは6/24の第4打席と7/2の第1打席だけ。
芯に当たっていないという感が強かった。どこかが狂ってしまったのだろう。

6/29に右翼のジャンカルロ・スタントンがDL入り、すでにイチローは長いトンネルに入っていたのでAAAから第5の外野手ギレスピーを上げたが、イチローを優先して起用してきた。

このトンネルの間のリザルトを一覧表にする。

Ichiro tunnel0709


6月末くらいからボールを見極めようとし始めたが、その結果として見逃し三振が増えた。
そして外野への飛球も飛ばなくなった。消極的になっていったのだ。

今後、イチローはどれだけ働けるのだろう。安打は出たが、その後の打席を見ても復調の兆しは感じられない。自信喪失しているのではないか。
もう数試合見ないとわからないだろう。



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