76球で降りたのは不満が残るが、落ち着いた精度のある投球だった。
田中将大が投げた翌日。元のチームメイトと話をしただろうか。

1回表、ピネダからカノがバックスクリーンに叩きこむ。中飛と見えたあたりが伸びた。初球。2点先制。
1回裏、エルズベリーの初球はスプリッターが落ちなかったが、2球目はいいコース。エルズベリーは投ゴロ。低めに制球され、無難に三者凡退。A-RODに投げた最後の2球は素晴らしいの一語。
2回裏、タシェアラは2-0から速球系で三振。スプリッターではなく速い球で空振りが奪えているときの岩隈は良い。ヘッドリーに初安打を打たれたが後続を断つ。
3回裏、良いときの岩隈そのもの。配球を読まれることなく11球で打たせて取る。
4回裏、二死からタシェアラに右前打を打たれ、シンカーの曲り際を叩かれ右翼席に運ばれる。打った方が見事と言うべきか。
5回裏、三者凡退。レフスナイダーに粘られるが最後はスプリッターで空振り。
6回表、カノにまた2ランが出る。勝ち越し。
6回裏、三順目。エルズベリー、ガードナーに連打。今年の岩隈は点を取ってもらった直後に失点をすることが多い。コーチがマウンドへ。A-ROD、タシェアラは打ち取ったが、前の打席で一発を喰らったマッキャンのところで交代。残念ではあるが、ベンチの危機回避能力は高い。
2勝目。日本人投手にとって一発被弾は宿痾だ。しかし今日の投球は乞う評価だったと思われる。
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