岩隈久志の試合結果を紹介しそびれているうちに、ポジションが変わってしまった。ローテを外れて中継ぎになったのだ。20日の登板。
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先発として“不合格”とまではいかないが、パッとしない成績が続いている中、初の中継ぎ登板。しかし1番打者から投げさせたのは、先発登板のシミュレーションだと思っていたのだが、そうではなかった。

先発選手はあらかた引き上げて、大部分は途中出場の選手との対戦。それでも零点には抑えたものの5安打を打たれている。信頼を得たとは言い難い。

シアトル・マリナーズ=SEAは今季、オークランド・アスレチックス=OAKとアリーグ西地区の下位争いをすると思われている。しかし投手陣はまだましなのだ。昨日時点での先発投手のオープン戦成績。

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Rotation set, Iwakuma in Bullpen.ウェッジ監督は、ヘルナンデス、ヴァ―ガス、ノエシ、べヴァン、ミルウッドでローテーションを回すと明言した。ヴァ―ガスがこの成績で当確?と思わないではないが、昨年ヘルナンデスに次ぐ10勝を挙げている投手だ。未知数の岩隈よりも計算できるということだ。

もう一つ気になるのは、ミルウッドの当確を明言したこと。通算163勝の大投手だが、今年は招待選手だった。彼が当確ということは、川崎宗則の開幕ロースター入りが微妙になったということだ。

現在のSEAのアクティブロースターは29人が名前を連ねている。25人しかベンチ入りできないから、4人が削られるのは確実だが、ミルウッドが入るならさらに1人、川崎がロースター入りするためには2人がマイナー行きを告げられなければならない。厳しいところだ。

蛇足のようになってしまうが、和田毅の18日の初登板。

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何とも言えないが、「投げられる」ことを証明。中日から移籍したチェンが4試合15回ERA3.00と先発当確になる中で、和田はローテの最後の一つをアリエッタあたりと競り合っている。しかし出遅れは痛い。

彼も中継ぎでのスタートの可能性があるのではないか。

春も押し詰まり、シビアな競争に決着がつきつつある


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