昨日、中村剛也はオリックスの塚原から8回に満塁本塁打を打った。今年4本目、通算16本。
1978年以来、王貞治が持っていた記録を一気に抜いた。
10本以上打った選手と、年別の本数。

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この表、面白いは70年代半ばまでに「昭和の大選手」。王貞治、野村克也、江藤真一らが樹立した記録を90年代以降の選手が追いかけて、ついに抜いた、という流れになっていることだ。
何度も言うが、NPBのスタジアムは88年の東京ドーム開場を機に、大型化した。サイズだけで見れば、MLBと同じになった。
中村剛也は、球場が大型化してからこの記録を作った。このことに大きな価値がある。

王貞治、長嶋茂雄は、100m未満の本塁打が12%ほどあるが、松井秀喜は1.5%、調べていないが中村剛也も1%以下のはずだ。
いわゆるジャパニーズホームランではなく、正真正銘の飛距離で達成したことに値打ちがある。

本塁打数に占める満塁本塁打(GS/HR)も5.3%と高い。満塁男として知られた駒田徳広に次ぐ高さだ。

中村は今季4本塁打。8位タイから一気にトップに躍り出た。年間満塁本塁打は、西沢道夫の5本だが、残り試合はあと40もある。
これを抜く可能性は大いにあるだろう。

中村剛也は、ONに匹敵する偉大な打者になろうとしている。

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