このところMLB投手の1球スコアが作成できていない。今、本や雑誌の原稿も抱えていて、手が回らなかった。これを作ることで私自身の野球の理解が深まっていると自覚しただけに忸怩たる思いがあったが、その矢先に岩隈がノーヒットノーラン。これは紹介しないわけにいかない。
最近5試合、5.2回2失点、7回2失点、5.2回6失点、8.2回1失点、7回3失点と安定感を増していた。
打てそうで打てない速球系(4シーム、シンカー)がさえていた。
オリオールズは今季初対戦。

立ち上がり、シンカーが低めによく集まっている。3者凡退。
2回も三者凡退。スライダーもキレが良い。高めに抜ける失投がない。
3回、カーブもよい。タイミングを狂わせている。
裏、味方がグティエレス(1年ぶりに復帰、懐かしい!)の二塁打、カノのタイムリーで2点先制。
4回、二巡目、相手打線が粘り始める。マチャードが歩く。パーラは二ゴロ、ジョーンズは三振。しかしデービスも歩く。パレイデスは三振。苦しかったが肝心なところではシンカーで三振が取れる。
裏、捕手のスークレがタイムリー二塁打。この捕手との相性は、ズニーノよりも良い。打率1割ちょっとと打撃では全く期待できないが、岩隈が投げるとタイムリーも打つ。
5回、スライダーを駆使して打たせて取る。
6回、このあたりからオリオールたちはしぶとく球に食らいつく。岩隈はいつものようにすいすいと投げることができない。しかし辛抱強く退ける。
7回、三者凡退。
8回、スクープは速球系を狙っている。岩隈は変化球で仕留めようとする。息詰まる勝負の末歩かせる。フラハーティもしぶといが見逃し三振。ジョセフはシンカーで併殺。これが大きい。
9回、ルフも粘るが三邪飛、マチャードは三ゴロ。そしてパーラはインコースのシンカーを打ち上げ浅い中飛。
116球、決して楽な投球ではなかった。しかし最後までスタミナが続き、制球のミスがなかった。
2回やった野茂英雄に続いて、日本人では2人目、3回目。岩隈は歴史的な存在になった。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
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1958年西村貞朗、全登板成績【不振の中での完全試合】


打てそうで打てない速球系(4シーム、シンカー)がさえていた。
オリオールズは今季初対戦。

立ち上がり、シンカーが低めによく集まっている。3者凡退。
2回も三者凡退。スライダーもキレが良い。高めに抜ける失投がない。
3回、カーブもよい。タイミングを狂わせている。
裏、味方がグティエレス(1年ぶりに復帰、懐かしい!)の二塁打、カノのタイムリーで2点先制。
4回、二巡目、相手打線が粘り始める。マチャードが歩く。パーラは二ゴロ、ジョーンズは三振。しかしデービスも歩く。パレイデスは三振。苦しかったが肝心なところではシンカーで三振が取れる。
裏、捕手のスークレがタイムリー二塁打。この捕手との相性は、ズニーノよりも良い。打率1割ちょっとと打撃では全く期待できないが、岩隈が投げるとタイムリーも打つ。
5回、スライダーを駆使して打たせて取る。
6回、このあたりからオリオールたちはしぶとく球に食らいつく。岩隈はいつものようにすいすいと投げることができない。しかし辛抱強く退ける。
7回、三者凡退。
8回、スクープは速球系を狙っている。岩隈は変化球で仕留めようとする。息詰まる勝負の末歩かせる。フラハーティもしぶといが見逃し三振。ジョセフはシンカーで併殺。これが大きい。
9回、ルフも粘るが三邪飛、マチャードは三ゴロ。そしてパーラはインコースのシンカーを打ち上げ浅い中飛。
116球、決して楽な投球ではなかった。しかし最後までスタミナが続き、制球のミスがなかった。
2回やった野茂英雄に続いて、日本人では2人目、3回目。岩隈は歴史的な存在になった。
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日本野球界の育成力凄まじい・・・