関西地方は朝から本降りだ。甲子園の決勝は順延になるのではないか。
清宮幸太郎の早稲田実、オコエ瑠偉の関東一という注目の東京勢が敗退し、仙台育英、東海大相模という決勝戦進出経験のある強豪校の対決になった。

ラガーさん問題はまだ、一般紙、テレビでは取り上げられない。メディアは決勝戦が終わるまでは動かないつもりだろう。しかしネットではすでにかなりの盛り上がりを見せている。一部週刊誌は、ラガーさんへの取材を始めている。

甲子園では、ラガーさんの周囲には警備員が立ち、不審者の接近に神経をとがらせている。誤解しないでいただきたいが、高野連や主催者がラガーさんを護衛しているわけではない。甲子園球場内で不測の事態が起こるのを防ごうとしているのだ。ラガーさんは甲子園にとってリスクそのものになっている。本音を言えば、お引き取りいただきたいところだろう。
この事件は、そもそもネット系で情報発信している男が偽ラガーになって、ラガーさんの席を先に取って恫喝されて引き下がるまでを動画、写真に撮ってアップしたのが始まりだ。
この手の劇場型の事件を自ら起こしたいという人間が、ラガーさんに絡もうとする可能性はかなり高い。

私は知らなかったが、大会前から一部では相当な問題になっていたようだ。「これはヤバい」という声もあり、アドバイスする人もいたが、本人は無頓着だったようだ。今は、かなり混乱していて、まともな受け応えはできなくなっている。いろいろなことを言われて身動きがとれなくなっている。

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おそらく、主催者側は、大会終了後、規定を改めて球場周辺での野宿や、長時間の場所取りを禁止するだろう。強引な席の確保もルール上できなくする措置をとるはずだ。
今までこれを看過して、事態を悪化させた責任を問われないように、タイミングを見計らって、慎重に行うはずだ。
まかりまちがってもChange.Orgの署名に圧されて対応したようなことにはしないはずだ。

一般メディアも、一度は持ち上げた責任を知らぬかのようにこの事件を取り上げると思われる。いずれにせよ、甲子園が終われば事態は動く。しかし、派手な事件にはならない。そうしない力が働くだろう。
来年の春、ラガーさんの姿を甲子園で見る可能性は低いのではないか。

どの球場にも、常連を気取って不当に場所を占拠する輩はいる。足繁く通っていることを鼻にかけている連中もいる。これが野暮だ、格好悪いことだ、ということに気がつかない。
本当の贔屓、常連とは、何回通っても、それをひけらかさず、目立たず、おとなしく、まかり間違っても、周囲や主催者に迷惑などかけないひとのことだ。頼まれもしないのに勝手に通っている変わり者であることを自認する人だ。

残念なことに、関西には男女問わず似非常連、ニセファンが多い。8号門の連中も関西人が多いと聞く。ラガーさんは、彼らに利用されている。

私がラガーさんを擁護するのは、知り合いだからだろうと言う批判があったが、その通りだ。
深くは知らないが、私は彼と会ったことがある。周囲の評判も悪くない。何より野球好きだ。少し勘違いしているかもしれないが、そういう人間が、天下の極悪人のように言われるのは残念だ。
試合中に寝ていることや、派手な格好をしていることが批判されるが、金を払って入場した席で何をしようと批判される筋合いはない。
彼が不正にその席を得ているのだとすれば、批判されてしかるべきだが、それ以外のことは無関係だ。

この事件の後味が悪いのは、「正義」を行おうとする人が多いことだ。自分が正しいと信じて疑わない人の醜悪さがネット上にあふれていることだ。
率直に言うが、ネットには本当に愚かな人が、それに気づかずふるまっている事が多い。
人を裁く権利は我々にはない。

確かに席取り問題は解決に向かうだろが、もう少し穏便な道はなかったのかと思う。



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